
東京スター銀行と新生銀行は従来型銀行より高金利を維持
銀行の定期の金利を比較すると、2009年4月時点での定期預金の標準金利は、預入金額300万円未満のスーパー定期もしくは同等商品の、預入期間1年の場合、大手都市銀行では0.25%で横並びです。
しかし、ネット専業バンクの定期の金利は、イーバンクで0.44%、ジャパンネットで0.54%、住信SBIで0.53%、ソニーで0.55%、オリックス信託銀行では0.70%となっており、やはりネット専業バンクは大手都市銀行より定期預金の金利が高いです。これはネットバンクの経費が少ないことを定期預金の金利に還元しているためで、いわば構造的なものです。したがって、従来型の銀行の定期の標準金利がネット専業バンクのそれに追いつくとはちょっと考えられません。
ところが、支店数・店舗数をぎりぎりまで減らして維持経費を抑え、口座開設後はATMとインターネットバンキングで取引を行うことで、定期の金利を従来型の銀行より高めに維持する銀行が出てきています。東京スター銀行と新生銀行です。
外国資本により経営破綻から立ち直った点が共通していますが、前者のほうが一般消費者向けに商品を特化させています。しかし、新生銀行の定期の金利が1.10%であるのに対して東京スター銀行の定期の金利は0.50%と、かなり差があります。